打楽器の基礎練習③アクセントを極めよう!

基礎練習

こんにちは!

今回は、アクセント練習について紹介します!

この記事では、

  • アクセント練習の取り組み方
  • アクセント練習の効果
  • アクセント練習のポイント

これらについて知ることが出来ます!

日々の練習に生かしてみてください!

アクセント練習の取り組み方

今回紹介する基礎練習は、以下のような楽譜です!

こちらを参考にアクセント練習をしてみてください!

 アクセント練習は、以下の手順で取り組んでみてください!

  1. 演奏する全ての音をタップストロークで演奏する。
  2. 左右それぞれの手で考えたときに、次の音にアクセントが付いていたら、アップストロークで演奏し、アクセントの演奏に備える。
  3. アクセントの演奏はダウンストロークで行い、演奏後のスティックは出来るだけ打面近くで止める。

 それぞれのストロークについては、過去記事で紹介しています!

こちらの記事を合わせて確認してみてください!

アクセント練習による2つの効果

アクセント練習の効果は、次の2点です!

  1. 左右の演奏における音量差をコントロールしやすくなる!
  2. アクセントがどの楽器でも自然に演奏できるようになる!

順番に紹介します!

左右の演奏における音量差をコントロールしやすくなる!

 アクセント記号には、次のような意味があります!

  • その音を目立たせる
  • その音を他の音より強く演奏する

 アクセント練習の目的・目標は、アクセントがある音とそうではない音が、誰が聞いても分かる演奏が出来るようになることです!

 この目標を達成するために、先ほど紹介した手順で練習を進めていきます!

 アクセント練習に取り組んでいると、

  • アクセントの音:ダウンストローク
  • それ以外の音:アップストロークもしくはタップストローク

 これらのストロークの練習が必要になります。

 それぞれを練習していくことで、音の強さでも演奏の見た目でもアクセントを表現できるようになります!

アクセントがどの楽器でも自然に演奏できるようになる

 アクセント練習を行うことで、アクセントを表現するときの基本的な奏法が身に付きます!

 この基本的な奏法は、様々な打楽器に応用が可能です!

 スネアドラムの場合

 ・・・基礎練習と同じ環境で演奏しているため、より自然にアクセントが表現できる。

 バスドラムやティンパニ、マリンバなどの場合

 ・・・演奏に必要なスティックやマレットが変化するだけで、アクセントを表現するための基本的な奏法は同じ

 →アクセント練習の奏法をそのまま応用することが出来る。

 その他の小物打楽器

 ・・・それぞれの楽器の奏法に、アクセントを表現する基本的な奏法を応用することが出来る。

 アクセント練習に慣れてきたら、他の打楽器を演奏するときも、アクセントを演奏する方法を考えてみましょう!

 アクセント練習で意識した内容が生かされると思います!

アクセント練習における2つのポイント

アクセント練習をする時に意識するポイントは、次の2点です!

  1. ストロークを確認しながらゆっくり丁寧に練習する!
  2. 右手の8分音符でテンポキープを意識する!

順番に紹介します!

1、ストロークを確認しながらゆっくり丁寧に練習する!

 アクセント練習では、基本奏法が3つ登場します!

  1. 演奏する全ての音をタップストロークで演奏する。
  2. 左右それぞれの手で考えたときに、次の音にアクセントが付いていたら、アップストロークで演奏し、アクセントの演奏に備える。
  3. アクセントの演奏はダウンストロークで行い、演奏後のスティックは出来るだけ打面近くで止める。

 今回紹介した手順が正確に演奏できるようなテンポで練習を始めましょう!

 最初は、片手に意識が集中してしまい、反対の手の意識がおろそかになってしまいます。

 まずは1打ずつ丁寧に確認しましょう!

 確認が出来たら、楽譜通りに通して練習を始めます!

 その際に、左右の演奏の強さが均一になっているかを確認すると良いです!

 右手の演奏だけが強くなってしまったり、アクセントの音量が左右でバラバラにならないように、それぞれの奏法で、スティックの高さを揃えましょう!

2、右手の8分音符でテンポキープを意識する!

 アクセント練習に慣れてくると、テンポを意識しながら練習出来るようになります。

 アクセントの有無によって左右の演奏の強さが変化していくため、テンポキープが難しくなります。

 特に、左手でアクセントを演奏しているときは注意が必要です!

 テンポキープのポイントは右手です!

 右手は常にメトロノームに対して8分音符を演奏しています!

 右手の演奏をメトロノームのテンポに合わせることを意識できれば、左手の演奏も自然にテンポが安定してきます!

 可能であれば、自分以外の人に演奏を聴いてもらって評価を受けましょう!

 「右手の演奏が正確な8分音符になっているかを確認して欲しい」と頼めば、相手も聞きやすいです!

 自分の演奏を録画するのも1つの方法です1

 演奏中はどうしても意識が向きにくいので、客観的な視点を有効的に活用しましょう!

まとめ

この記事では、アクセント練習について紹介しました!

日頃の練習に是非生かしてください!

基礎練習と並行しながら、様々な曲の練習をするのもオススメです!

以下のサイトで販売しているので、ご活用ください!

過去の記事もご活用ください!

参考にしている教則本はこちら!

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