こんにちは!
今回はこれまで紹介した楽典の内容とポイントをまとめて紹介します!
それぞれの内容を理解することによって、楽譜を読む力が身に付きます!
楽譜を読めるようになると、次のメリットを実感しやすいです!
- 譜読みが早くなる!
- 他の人と演奏が揃いやすくなる!
- 自分の演奏技術が向上したことが分かりやすくなる!
正しい知識を身につけて、上手な演奏ができるようになりましょう!
これまで紹介してきた基礎練習の記事では、より詳しく紹介しています!










参考にしている書籍はこちら!
楽譜を読むうえで必要な知識と内容を解説!
今回紹介する内容は、以下の通りです!
- 音部記号
- 音名と階名
- 音符と休符
- リズム、拍子、拍子記号
- 調号、変化記号
- 音程、音階
これまでの記事で詳しく紹介しています!
より詳しく知りたい場合は、各記事をチェックしてください!
音部記号
音部記号は、楽譜の左端に書かれており、音部記号の種類によって、楽譜に書かれた音の高さが変わります!
ト音記号:「ト」の音の高さを示す記号で、高い音域の楽器、楽譜に用いられる。
へ音記号:「へ」の音の高さを示す記号で、低い音域の楽器、楽譜に用いられる。
楽譜を見る際に、どの音部記号で書かれているかを確認する習慣をつけると良いですね!
音部記号を理解することによって、次のようなメリットがあります!
- 音部記号の書き方、役割が説明できるようになる!
- 様々な楽譜に書かれた音の高さが分かるようになる!
音楽を演奏するだけでなく、理解する上でも音部記号の知識はとても重要です!
正しい知識で理解しましょう!
音名と階名
「音名」と「階名」は、どちらとも音の高さを表す音の名前ですが、表している音の高さが少しだけ異なります。
音名
- 音の高さに対する名前。
- 調や楽器によって、音の高さは変わらない。
階名
- 音を規則的に並べたもの(音階)の順番に対する名前。
- 調や楽器によって、音の高さが変化する。
特に管楽器では、楽譜に書かれている音と実際に演奏している音が、ピアノの音と違うことで混乱したことがあるのではないでしょうか?
これは、管楽器が「移調管」であることが関係していて、どの楽器を演奏するかによって、「ド」の音の高さが異なるのです。
各楽器の「ド」の音の高さ(英語音名)
フルート、オーボエ→「C」
クラリネット、トランペット→「B♭」
アルトサックス→「E♭」
ホルン→「F」
音名と階名を理解することによって、次のようなことがメリットがあります!
- 様々な楽譜で音の高さが分かるようになる!
- スコアを読めるようになり、音楽を理解しやすくなる!
特に、「移調管」の考え方は慣れてくるまで難しく感じる人もいるかもしれません。
「音名」はどの楽器でも同じ高さを表していて、「階名」はどの楽譜でも同じ位置を表していると整理して理解しましょう!
音符と休符
音符や休符の記事では、多くの種類の記号が紹介されています。
これらは全て基本的な記号であり、ほとんど全ての記号が楽譜に頻繁に登場します。
全てをいきなり覚えるのではなく、実際に演奏している楽譜を見ながら覚えていきましょう!
音符も休符も、名前や長さの変化にコツがあるので、コツだけ覚えてしまえば難しいものではありません!
音符と休符を理解することによって、次のようなメリットがあります!
- 音の長さの基本的なルールを理解することができる!
- リズムを正しく理解できるようになる!
音符や休符を正しく理解することで、リズムや拍を正しく理解することにつながります!
名前と見た目、長さの割合などを正しく理解しましょう!
リズムと拍子、拍子記号
「音符」と「休符」は音や休止の時間を表す記号です!
「リズム」、時間経過を表す考え方のことで、「拍」は一定間隔で刻まれる音の単位を表します!
「拍」をいくつかで1つのグループにまとめたものは、「拍子」と言います!
そして、「拍子」を楽譜で伝わりやすく表現した記号を「拍子記号」といいます!
詳しくはこちらの記事で解説しています!
「リズムと拍」の記事では、音楽における「リズム」や「拍」、「拍子」とは何なのかを紹介しています!
「拍子記号」の記事では、拍子記号の意味や役割、拍子記号の種類について紹介しています!
拍子記号の意味は、楽譜を読む上で重要な知識ですので、正しく理解しましょう!
リズムや拍、拍子記号を理解することによって、次のようなメリットがあります!
- 楽譜に書かれたリズムを正しく理解できるようになる!
- 拍子記号によるリズムの変化を感じ取ることができるようになる!
拍子記号を正しく理解することのメリットは非常に大きいです!
リズムが苦手だと感じる人は、拍子記号の考え方を整理すると良いでしょう!
調号と変化記号
この記事では、「変化記号」の意味や種類の紹介、「調号」「臨時記号」のルールについて紹介しています!
「調号」は楽譜の左端に書かれていて、同じ音名に効力があります!
対して「臨時記号」は、変化させたい音の左隣に書かれていて、同じ高さの音名に効力があります!
調号、変化記号を理解することによって、次のようなメリットがあります!
- 楽譜に書かれた音の高さを正しく知ることができる!
- 楽譜の内容を早く理解することができる!
調号と臨時記号では、変化記号が与える影響が異なります。
これらのルールを正しく理解するまでには、少し時間がかかるかもしれません。
楽譜を見ながら、分からない時には復習をすることで少しずつ定着させていきましょう!
音程と音階


音楽は複数の音を組み合わせて作られていきます!
「音程」は、2音の音の高さがどのような関係にあるかを表す考え方で、「音階」は、ある規則に基づいて並んだ音の列を表します!
詳しくはこちらの記事で解説しています!
音楽を表現するためには、楽譜に書かれている音同士が、どのように関わりあっているかいるかを知る必要があります!
「音程」は、音の高さについての関わりを知る基本的な考え方です!
隣り合う2音の関係性や同時に演奏する2音の関係性を知ることができます!
音程は、次のように表現します!
音程=「音程の種類」+「度数」+「度」
例) 長3度 短6度 完全5度など
仕組みを正しく理解して、自分の力で音程が分かる状態を目指しましょう!
「音程」を理解すると、「音階」についても理解できるようになります!
「音階」には、いくつか種類が存在し、「長音階」と「短音階」が良く用いられます!
それぞれの「音階」のルールを正しく理解しましょう!
音程、音階を理解することによって、次のようなメリットがあります!
- 楽譜の譜読みが早くなる!
- 楽譜から得られる情報が多くなり、演奏の表現力が上がる!
繰り返しですが、「音程」は、音の関係性を調べるための基本的な考え方です!
ここを正しく理解することで、楽譜からより多くの発見を得られます!
音程や音階のルールを正しく理解するまでには、少し時間がかかるかもしれません。
楽譜を見ながら、分からない時には復習をすることで少しずつ定着させていきましょう!
まとめ
今回の記事では、楽譜を読むために必要な知識をまとめて紹介しました!
音楽を演奏する上で、楽譜の知識は非常に重要で、演奏技術や表現力に直結します!
少しずつ理解を深めていき、よりよい演奏ができるように取り組んでいきましょう!
基礎練習と並行しながら、様々な曲の練習をするのもオススメです!
以下のサイトで販売しているので、ご活用ください!
参考にしている書籍はこちら!