打楽器の基礎練習② 16分音符完全攻略!

基礎練習

 16分音符のリズムを苦手に感じていませんか?

 細かい音符が上手に叩けないなと感じていませんか?

 こうした疑問は、今回紹介する基礎練習で全て解決します!

 題して、「リズムバリエーション」!

 「16分音符の組み合わせで出来るリズムパターンを攻略!」という内容です!

 今回の記事を読めば、

  • 基礎練習のレパートリーが増える!
  • 16分音符のリズムに強くなる!
  • 基礎練習の取り組み方が分かる!

 このようなメリットがあります!

 是非最後まで読んでくださいね!

楽譜内容と練習効果の紹介

 まずは、今回の練習内容を楽譜で紹介します!

 どのような仕組みで練習していくのかを確認しましょう!

練習内容:「リズムバリエーション」の楽譜紹介

 16分音符が基本となっていて、それを変化させて出来るリズムの練習です!

 この楽譜を簡単に説明すると、次のようになります!

 全て繰り返したら、4拍で繰り返していた演奏を、3拍、2拍、1拍と減らしていきます!

 最後は、それぞれのリズムを1回ずつ叩いて終わりです!

練習効果:16分音符系のリズムに強くなり、速く叩けるようになる!

 「リズムバリエーション」をしっかり取り組むと、

  • 16分音符を使ったリズムの譜読みが早くなる!
  • 16分音符のリズムが叩きやすくなる!
  • 早く叩くことに慣れる!

 などのように、いいところ盛りだくさんです!

 「リズムバリエーション」は、比較的たくさんの量を叩く練習です!

 その為、慣れてきた段階でテンポを速く設定して練習すると、様々な楽器のトレモロの練習にもなります!

 1つ打ちトレモロをする楽器

  • ティンパニ
  • マリンバ、シロフォンなどの鍵盤楽器全般
  • コンガ、ボンゴなどの手で演奏する打楽器

 使い勝手が良い練習なので、是非チャレンジしてみてください!

練習方法:3ステップを意識しよう!

 ここからは、具体的な練習の方法について紹介していきます!

 自分が確認したい内容を確認しましょう!

 練習方法目次
  • 練習開始・・・まずは自分が出来る無理のないテンポで
  • 意識するポイント①・・・楽譜の読み方(考え方)
  • 意識するポイント②・・・手順の考え方
  • 意識するポイント③・・・テンポキープ

練習開始・・・まずは自分が出来る無理のないテンポで

 個人練習でもパート練習でも、無理のないテンポで練習を始めましょう!

 具体的には、テンポ80~100くらいでしょうか!

 叩ける人であれば、テンポ120くらいでも問題ありませんし、ゆっくり確認したい人は、テンポ60くらいでも大丈夫です!

 まずは実際に叩きながら、「リズムバリエーション」の仕組みを理解していきましょう!

意識するポイント①・・・リズムの仕組みを知ろう!

「リズムバリエーション」の1番大切な部分は、リズムの仕組みを知ることです!

 今回の楽譜で登場するリズムパターンは、全て16分音符の基本リズムと重なります!

 つまり、16分音符の基本リズムから、ある音を減らせば、それぞれのリズムパターンが出来上がるという事です!

 「なんだ、当たり前じゃん」と感じる人もいると思いますが、

 「え?!どういうこと?!」と感じる人も多いと思うので、もう少し詳しく説明します!

 例えば楽譜の最初に出てくるリズムパターンでは、次のように考えられます!

 イメージできましたか?

 16分音符の基本のリズムから2番目の音を引き算をすると、今回のリズムパターンである「タンタタ」が登場するのです!

 同じように、今回登場するリズムパターンは、次のように考えられます!

  • 「タンタタ」・・・基本リズムの2番目が無くなる!
  • 「タタタン」・・・基本リズムの4番目が無くなる!
  • 「タタンタ」・・・基本リズムの3番目が無くなる!
  • 「ンタタタ」・・・基本リズムの1番目が無くなる!
  • 「タンンタ」・・・基本リズムの2、3番目が無くなる!

 ※音を出す部分を「タ」、出さない部分を「ン」で表現しています。

意識するポイント②・・・手順は変化しない!叩かないだけ!

 演奏する手順も、基本リズムを基準に考えます!

 これまで紹介した例にも手順は書いているので、気づいた人もいるかもしれませんが、基本リズムの手順でそのまま演奏します!

 「タンタタ」を例にして、考え方を説明します!

  • 「タンタタ」・・・基本リズムの2番目の音がない。
    • 演奏するのは基本リズムの1、3、4番目の音。
  • 基本リズムでの1、3、4番目の音の演奏する手は、
    • 1番目・・・R(右手)
    • 3番目・・・R(右手)
    • 4番目・・・L(左手)

 他のリズムパターンも、同じように考えて手順が決められています!

 手順を覚えなくても、この考え方が理解できれば、この練習で手順に困ることはないでしょう!

 最初は難しいかもしれませんが、繰り返し読んで理解しましょう!

意識するポイント③・・・右手でテンポを意識しよう!

 先ほどまでの内容が理解できた状態で練習を進めると、

 メトロノームの音が鳴っている部分で叩くのは必ず右手である!

 つまり、

 この練習において、右手は常に8分音符を刻んでいる!

 ということに気づけるはずです!

 手順に慣れてきたら、テンポキープを意識して練習しましょう!

 その際に意識すべきなのは「右手がメトロノームにあっているか」です!

 

 ただし、右手ばかりを意識しすぎて、左右で音量や音色が変化しないように気を付けましょう!

まとめ

 今回の記事では、以下の内容を紹介しました!

  • 「リズムバリエーション」の練習効果
  • 16分音符とそのリズムパターンの仕組みや手順の考え方
  • 右手で叩いているリズムで、テンポキープを意識する。

出来るようになったら、ずっとやっていたくなるような基礎練習です!

少しずつ練習を進めて、16分音符を攻略していきましょう!

基礎練習と並行しながら、様々な曲の練習をするのもオススメです!

以下のサイトで販売しているので、ご活用ください!

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