16分音符のリズムを苦手に感じていませんか?
細かい音符が上手に叩けないなと感じていませんか?
こうした疑問は、今回紹介する基礎練習で全て解決します!
題して、「リズムバリエーション」!
「16分音符の組み合わせで出来るリズムパターンを攻略!」という内容です!
今回の記事を読めば、
- 基礎練習のレパートリーが増える!
- 16分音符のリズムに強くなる!
- 基礎練習の取り組み方が分かる!
このようなメリットがあります!
是非最後まで読んでくださいね!
参考にしている教則本はこちら!
楽譜内容と練習効果の紹介
まずは、今回の練習内容を楽譜で紹介します!
どのような仕組みで練習していくのかを確認しましょう!
練習内容:「リズムバリエーション」の楽譜紹介

16分音符が基本となっていて、それを変化させて出来るリズムの練習です!
この楽譜を簡単に説明すると、次のようになります!

全て繰り返したら、4拍で繰り返していた演奏を、3拍、2拍、1拍と減らしていきます!
最後は、それぞれのリズムを1回ずつ叩いて終わりです!
練習効果:16分音符系のリズムに強くなり、速く叩けるようになる!
「リズムバリエーション」をしっかり取り組むと、
- 16分音符を使ったリズムの譜読みが早くなる!
- 16分音符のリズムが叩きやすくなる!
- 早く叩くことに慣れる!
などのように、いいところ盛りだくさんです!
「リズムバリエーション」は、比較的たくさんの量を叩く練習です!
その為、慣れてきた段階でテンポを速く設定して練習すると、様々な楽器のトレモロの練習にもなります!
1つ打ちトレモロをする楽器
- ティンパニ
- マリンバ、シロフォンなどの鍵盤楽器全般
- コンガ、ボンゴなどの手で演奏する打楽器
使い勝手が良い練習なので、是非チャレンジしてみてください!
練習方法:3ステップを意識しよう!
ここからは、具体的な練習の方法について紹介していきます!
自分が確認したい内容を確認しましょう!
- 練習開始・・・まずは自分が出来る無理のないテンポで
- 意識するポイント①・・・楽譜の読み方(考え方)
- 意識するポイント②・・・手順の考え方
- 意識するポイント③・・・テンポキープ
練習開始・・・まずは自分が出来る無理のないテンポで
個人練習でもパート練習でも、無理のないテンポで練習を始めましょう!
具体的には、テンポ80~100くらいでしょうか!
叩ける人であれば、テンポ120くらいでも問題ありませんし、ゆっくり確認したい人は、テンポ60くらいでも大丈夫です!
まずは実際に叩きながら、「リズムバリエーション」の仕組みを理解していきましょう!
意識するポイント①・・・リズムの仕組みを知ろう!
「リズムバリエーション」の1番大切な部分は、リズムの仕組みを知ることです!
今回の楽譜で登場するリズムパターンは、全て16分音符の基本リズムと重なります!
つまり、16分音符の基本リズムから、ある音を減らせば、それぞれのリズムパターンが出来上がるという事です!

「なんだ、当たり前じゃん」と感じる人もいると思いますが、
「え?!どういうこと?!」と感じる人も多いと思うので、もう少し詳しく説明します!
例えば楽譜の最初に出てくるリズムパターンでは、次のように考えられます!

イメージできましたか?
16分音符の基本のリズムから2番目の音を引き算をすると、今回のリズムパターンである「タンタタ」が登場するのです!
同じように、今回登場するリズムパターンは、次のように考えられます!
- 「タンタタ」・・・基本リズムの2番目が無くなる!
- 「タタタン」・・・基本リズムの4番目が無くなる!
- 「タタンタ」・・・基本リズムの3番目が無くなる!
- 「ンタタタ」・・・基本リズムの1番目が無くなる!
- 「タンンタ」・・・基本リズムの2、3番目が無くなる!
※音を出す部分を「タ」、出さない部分を「ン」で表現しています。
意識するポイント②・・・手順は変化しない!叩かないだけ!
演奏する手順も、基本リズムを基準に考えます!
これまで紹介した例にも手順は書いているので、気づいた人もいるかもしれませんが、基本リズムの手順でそのまま演奏します!
「タンタタ」を例にして、考え方を説明します!
- 「タンタタ」・・・基本リズムの2番目の音がない。
- 演奏するのは基本リズムの1、3、4番目の音。
- 基本リズムでの1、3、4番目の音の演奏する手は、
- 1番目・・・R(右手)
- 3番目・・・R(右手)
- 4番目・・・L(左手)
他のリズムパターンも、同じように考えて手順が決められています!
手順を覚えなくても、この考え方が理解できれば、この練習で手順に困ることはないでしょう!
最初は難しいかもしれませんが、繰り返し読んで理解しましょう!
意識するポイント③・・・右手でテンポを意識しよう!
先ほどまでの内容が理解できた状態で練習を進めると、
メトロノームの音が鳴っている部分で叩くのは必ず右手である!
つまり、
この練習において、右手は常に8分音符を刻んでいる!
ということに気づけるはずです!
手順に慣れてきたら、テンポキープを意識して練習しましょう!
その際に意識すべきなのは「右手がメトロノームにあっているか」です!
ただし、右手ばかりを意識しすぎて、左右で音量や音色が変化しないように気を付けましょう!
まとめ
今回の記事では、以下の内容を紹介しました!
- 「リズムバリエーション」の練習効果
- 16分音符とそのリズムパターンの仕組みや手順の考え方
- 右手で叩いているリズムで、テンポキープを意識する。
出来るようになったら、ずっとやっていたくなるような基礎練習です!
少しずつ練習を進めて、16分音符を攻略していきましょう!
基礎練習と並行しながら、様々な曲の練習をするのもオススメです!
以下のサイトで販売しているので、ご活用ください!
過去の記事もご活用ください!
参考にしている教則本はこちら!