こんにちは!
今回は、鍵盤打楽器のスケール(音階)練習について紹介します!
この記事では、
- スケール練習の取り組み方
- スケール練習の効果
- スケール練習のポイント
これらについて知ることが出来ます!日々の練習に生かしてみてください!
マリンバの基本に関しては、これまでの記事で紹介しています!そちらも参考にしてください!
参考にしている教則本はこちら!
マリンバの基礎練習!スケール練習の使用楽譜
今回紹介する基礎練習は、以下のような楽譜です!
こちらを参考にスケール練習をしてみてください!

マリンバなどでのスケール練習による2つの効果
スケール練習の効果は、次の2点です!
- 音板の距離感を掴めるようになる!
- 素早い連符に対応できるようになる!
順番に紹介します!
1、マリンバの音板の距離感を掴めるようになる!
鍵盤打楽器がなかなか上手にならないと感じていますか?
スケール練習は、鍵盤打楽器において最も基本的な練習の1つです!
音の距離感を掴めるようになると、音板を見ないで演奏できる箇所が増えます!

この余裕が生まれることで、
- 楽譜を見て、先の演奏部分や曲に指示を確認する。
- 指揮者や周りの演奏者を見て、アンサンブルを意識する。
これらに集中力を使えるようになります!
音板の距離感を掴んでいる状態の演奏は、狙った音を演奏出来る確率が高くなります!
だからこそ、狙った音板を正確に叩くこと以外に目や意識を集中させることが出来ます「!
演奏箇所によっては、音板を見ながら演奏したほうが良い部分もあるので、曲や場面で使い分けましょう!
2、マリンバを演奏する時に、素早い連符に対応できるようになる!

吹奏楽曲の中で鍵盤打楽器が演奏するフレーズには、16分音符で書かれるような細かい演奏場面が良く登場します。
木管楽器と一緒に演奏する場面が多いですね!
鍵盤打楽器の演奏が苦手に感じる人の中には、このような連符、フレーズが難しいと感じる人も多いのではないでしょうか?
しかし、この連符やフレーズは、7割以上の確率でスケールで作られています!
その為、スケール練習を日頃から行っていれば、いとも簡単に演奏できるようになります!
スケール練習をしておくことで、
「このフレーズは、普段の練習に出てくるこの部分だけを演奏すれば良いんだな!」
とひらめくようになります!
その為、音程の譜読みや手順の確認がすぐに完了してしまうのです!
あとは、リズムを正しく理解すれば、演奏できるようになりますね!

スケール練習を行っているからこそ、譜読みの時間が短くなります!
是非体感してみてください!
マリンバでのスケール練習における2つのポイント
スケール練習をする時に意識するポイントは、次の2点です!
- 少しの練習を継続する!
- 早さよりも正確さを重視する!
順番に紹介します!
1、マリンバの基礎練習は、少ない時間でも毎日練習を継続する!
鍵盤打楽器に限らず、継続的に練習に取り組むことは、多くの練習を一度に詰め込むよりも大きなメリットがあります!
特に初心者の場合は、このメリットを強く感じるはずです!
2、マリンバの基礎練習では、早さよりも正確さを重視する!
鍵盤打楽器の音ミスは、非常に目立ちます。
練習を始めたばかりの頃は、誰だって音ミスが怖いはずです。
演奏の速さは、比較的短時間で上げることが出来るのに対し、演奏の正確さは、なかなかすぐには改善しません。
そこで、毎日の基礎練習を意識して取り組むことで、正確な演奏を心がける習慣をつけようという狙いがあります!

具体的には、次のようなステップで練習を進めると良いでしょう!
- 取り組むスケール練習を選ぶ。(調、時間、楽器など)
- 選んだ練習を、確実に演奏できるテンポで開始する。
- すべての音を正確に演奏出来たら、さらに数回練習してみる。※もし確実ではなかったら、練習のテンポを少しだけ遅くしてみる。
- 3が出来たら、テンポを少しだけ早くする。
- 3に戻る。
テンポの調節は、次のように行いましょう!
- 電子メトロノーム:5~10
- 振り子メトロノーム:1メモリ
まとめ
この記事ではスケール練習に関して、以下の点を紹介しました!
- スケール練習の取り組み方
- スケール練習の効果
- スケール練習のポイント
日頃の練習に是非生かしてください!
基礎練習と並行しながら、様々な曲の練習をするのもオススメです!
以下のサイトで販売しているので、ご活用ください!
過去の記事もご活用ください!
参考にしている教則本も紹介しています!
参考にしている教則本はこちら!