こんにちは!
今回は、楽譜でよく目にする速度記号について紹介します!
曲における「速さ」(テンポ)とは、拍の速さと同じ意味です!
曲において基準となる音が、どのくらいの速さで刻まれるかを表します。
今回紹介する速度記号は、次の通りです。
- 数字による表し方
- ことばによる表し方
順番に紹介します!
日々の練習に生かしてみてください!
参考にしている書籍はこちら!
数字によるテンポの表し方
楽譜の左上でよく目にする記号です。




これらの右の数字は、
その曲が1分間に演奏する拍の数を表しています!
例の画像だと、1分簡に拍が100回演奏されるという意味になります!
対して、左側には音符が描かれていますが、
その曲の拍になる音符の種類を表しています!
右の画像だと、拍は4分音符だという事が分かります!

一般的に速度記号の左側に使用される音符は、拍子記号で示されている音符です!
複合拍子の場合は、3つの音を1つの拍とする曲がほとんどの為、付点音符が拍の基準として使用されます。
速度記号の例外的表現(速度記号の音符と拍の基準が異なる場合)
先ほど、曲の拍となる音符を示す場合が多いと説明しましたが、例外を1つ紹介します!


この場合、速度記号の音符と拍子記号の音符が一致していません。
これは、演奏者が理解しやすいようにあえて表記を変えています。
先ほど紹介したように、拍の基準となる音符で数字を使用しても同じ速度を表すことが出来ます!
しかし、今回の例だと、拍の速度が遅すぎてしまい、拍の感覚が掴みづらくなってしまいます!
あくまで推測ですが、細かいリズムを感じながら演奏して欲しいという作曲家の意図である場合もあります。
数字による表し方の正しい理解が曲の理解、練習の質につながります!
1つ1つ丁寧に復習しましょう。
言葉によるテンポの表し方
形容詞、副詞などで表現する方法です
イタリア語が多く用いられます。
一般的に使用されるものと、音楽で使用している意味を紹介します!
基礎となる用語
基礎となる用語は、次の通りです!
| 速度記号 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| Lento | レント | 遅く |
| Largo | ラルゴ | |
| Adagio | アダージョ | |
| Andante | アンダンテ | |
| Moderato | モデラート | 中ぐらいに |
| Allegro | アレグロ | 速く |
| Vivace | ヴィヴァーチェ | |
| Presto | プレスト |
※ Andanteには、主に、「普通に歩くくらいの速さで」という意味があります。しかし実際には、「やや遅く」などのように解釈する場合が多いです。
付け加える言葉
| 速度記号 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| molto | モルト | きわめて |
| assai | アッサイ | じゅうぶんに |
| poco | ポコ | 少し |
| un poco | ウン ポコ | |
| non troppo | ノン トロッポ | はなはだしくなく |
| non tanto | ノン タント | |
| sempre | センプレ | 常に |
| ma | マ | しかし |
| quasi | クアシ | ~のように |
実際の使用例で確認してみましょう!
| 速度記号 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| molto Allegro | モルト アレグロ | きわめて速く |
| Adagio assai | アダージョ アッサイ | じゅうぶんに遅く (きわめて遅く) |
| poco Allegro | ポコ アレグロ | 少し速く |
| Allegro non troppo | アレグロ ノン トロッポ | はなはだしくなく速く (極端にしないように速く) |
| Largo ma non tanto | ラルゴ マ ノン タント | 遅く、しかし、あまり遅すぎないように |
| sempre Presto | センプレ プレスト | 常に速く |
用語の語尾に付け加える言葉
| 速度記号 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| ~issimo | ~ィッシモ | きわめて・非常に |
| ~etto | ~エット | やや~に |
| ~ino | ~イーノ |
実際の使用例で確認してみましょう!
| 速度記号 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| Prestissimo | プレスティッシモ | きわめて速く |
| Allegretto | アレグレット | やや速く |
| Andantino | アンダンティーノ | やや遅く |
ことばによる表し方は、演奏者や指揮者など、人それぞれの感覚によって変わります!
このテンポでなければならないという事ではありません。
その為、最近の演奏では、解釈の違いによる混乱を避けるため、数字による表し方と一緒に示すことも多いです!
振り子メトロノームには、用語の目安のテンポが刻まれていることもあるので参考にしてみましょう!
まとめ
この記事では、速度記号について紹介しました!
日頃の練習に是非生かしてください!



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