コンクールが終わった直後、打楽器パートはどんな状態になっていますか?
結果が良くても悪くても、多くのバンドで同じことが起きます。
「次に何をすればいいか分からない」状態で練習が始まる。
顧問が次の曲を決めるまで待っている。
なんとなく基礎練習をしているが、目的が不明確なまま時間が過ぎていく。
これは時間がもったいないです。コンクール直後は、実は打楽器パートにとって最も大切な時期の一つです。
まず「誰が残るか」を確認する
コンクールが終わったら、最初にやるべきこと演奏者の確認です。
最上級生が受験などの区切りで抜けることが多い時期です。
中学校では、コンクールのために臨時で打楽器パートに加わっていた生徒が戻ることもあります。
結局、これから打楽器を担当するのは何人なのか。まずここを確認してください。
人数が変わると、編成も練習内容も変わります。
些細なことかもしれませんが、必ず確認しましょう!
次に「基礎レベル」を確認する
演奏者が確定したら、次は基礎レベルの確認です。
コンクール期間中は曲の仕上げに集中するため、基礎練習が後回しになりがちです。
コンクールが終わった今が、基礎を見直す最良のタイミングです。
確認するポイントは4つです。
①テンポを変化させたときの安定感
ゆっくりのテンポでも、速いテンポでも、同じ精度で演奏できているか。テンポが変わると崩れる場合は、基礎が定着していないサインです。
②強弱の幅が出ている
フォルテとピアノの差がはっきりしているか。強弱の幅が狭いと、音楽的な表現ができません。
③左右のバランスが均等か
右手と左手で音量・音色に差がないか。利き手に偏った演奏になっていないかを確認します。
④パートとして揃っているか
個人の精度だけでなく、パート全体で上記が揃っているかを確認します。個人はできていても、合わせると揃わないケースがよくあります。
コンクール後だからできること
基礎レベルが確認できたら、次のステップに進みます。
コンクール後の時期は、他の打楽器の基礎練習に挑戦する絶好のタイミングです。
理由は2つあります。
①演奏するメンバーが変わり、様々な可能性に対応する必要があるため
新しいメンバー構成に合わせて、誰がどの楽器を担当できるかを広げておく必要があります。普段と違う楽器の基礎に取り組むことで、パート全体の対応力が上がります。
②比較的練習に時間を確保しやすい時期のため
コンクールが終わると、次の本番まで時間に余裕が生まれます。曲の練習に追われない今の時期だからこそ、じっくり基礎に向き合えます。
「なんとなく」の練習を卒業する
コンクール後に目的なく練習を続けることは、時間がもったいないだけでなく、生徒のモチベーションも下がります。
「何ができて、何が苦手か」を把握することで、必要な練習が明確になります。
目的が明確な練習は、同じ時間でも効果が大きく違います。
コンクールが終わった今だからこそ、立ち止まって基礎を見直す。
そうすることで、練習の質が向上し、次の本番や大会へ向けての準備がしやすくなります!
何から始めればいいか分からないときは
「基礎レベルをどう確認すればいいか分からない」「次に何を練習させればいいか判断できない」という場合は、オンラインでご相談ください。
現状をお聞きするだけで、今のパートに必要な練習内容と優先順位をお伝えします。
コンクール直後の今が、相談のタイミングとして最も効果的です。





