4本マレットの基礎練習!和音練習編!

基礎練習

こんにちは!

今回は、4本マレットでの基礎練習として和音練習について紹介します!

この記事では、

  • 和音練習の取り組み方
  • 和音練習の効果
  • 和音練習のポイント

これらについて知ることが出来ます!

日々の練習に生かしてみてください!

これまで紹介した基礎練習は、こちらからご確認ください!

和音練習の取り組み方

今回紹介する基礎練習は、以下のような楽譜です!

こちらを参考に和音練習をしてみてください!

©Daichi Tanaka

和音練習による2つの効果

和音練習の効果は、次の2点です!

  1. 4本マレットを扱いやすくなる!
  2. 和音についての理解が深まる!

順番に紹介します!

4本マレットを扱いやすくなる!

この基礎練習では、片手に持った2本のマレットを同時に動かして演奏します!

4本マレットを持ちながら

  • マレット同士の幅を動かさないように
  • 狙った音の狙った場所を
  • 同じ音色で演奏する

初めて演奏する人にとっては非常に難しい技術です!

数回叩いただけで、マレットが手からずれてしまったり、指が痛くなってしまうこともあります!

指とマレットが触れる部分は皮が剥けることもあります。

こういう経験から、4本マレットで強い演奏をすることが出来ないという人もいるのではないでしょうか?

根性論になってしまいますが、また丈夫な皮が生まれてくるため、こういった怪我とは上手に付き合いましょう!

もし怪我が心配であれば、マレット用のグリップも販売されています!

怪我をする確率を下げることが出来ますよ!

4本マレットは難しい技術ですが、4本マレットを扱うメリットは、全てのマレットを同時に演奏できることです!

打楽器で和音を演奏出来るのはこの技術だけです!

  • 右手のみ和音の演奏
  • 左手のみ和音の演奏
  • 複数の打楽器を演奏する

このような状況で、片手で複数の音を演奏出来ることは非常に大きな力を発揮します!

特に打楽器アンサンブルなど、1人で複数の楽器を演奏しなければならない状況などでは、4本マレットの技術を応用することも可能です!

小物打楽器と鍵盤打楽器を同時に演奏したり、サスペンダーシンバルを片手でクレッシェンドなどを演奏出来るようになります!

様々な失敗を経験しながら、時間をかけて習得する技術ですので、気長に練習に取り組みましょう!

和音についての理解が深まる!

和音練習に取り組むことで、基本的な和音の演奏方法を習得できます。

特に白鍵と黒鍵を同時に演奏する奏法はかなり難しいのですが、基礎練習に取り入れることで、楽譜に出てきてもすぐに演奏できるようになります。

また、練習する音形が初めて見るような和音でも和音練習で経験した手の動きやマレットの幅の動かし方を応用することで、さまざまな演奏に対応することが可能です!

楽譜を見ながら基礎練習に取り組むことで、和音の初見能力も向上します!

クラシック音楽の和音は基本的に3つか4つの音で作られています。

基礎練習で音の響きを聴くことによって

音や和音の自然な流れを聴く能力も身に付きます!

この能力を鍛えることによって、音楽の構造や形を予想できるようになり、初見や分析能力も身に付きます!

打楽器を演奏するにあたって無縁だと考えられがちな和音ですが、音楽の全ての流れを理解することによって演奏表現の幅は間違いなく広がります!

和音練習における2つのポイント

和音練習をする時に意識するポイントは、次の2点です!

  1. 楽器を演奏する姿勢や叩く場所を確認する!
  2. 様々な方法で練習してみる!

順番に紹介します!

楽器を演奏する姿勢や叩く場所を確認する!

4本のマレットを同時に演奏するため、音板のどこを叩いているのかなど、演奏の全てを目で確認することが難しくなります。

和音練習を始めたばかりの状態では、片手で持っている2本のマレットを広げた状態で演奏することも難しく感じると思います。

次の項目を1つ1つ丁寧に確認しながら練習しましょう!

難しい時は、片手ずつ練習を行うことも効果的です!

  • 中指や薬指で2本のマレットを支えつつ、親指と人差し指で各マレットの幅を調整できているか
  • 演奏のタイミングは4本同時になっているか
  • 手首や腕に無駄な力が入っていないか

様々な方法で練習してみる!

和音の組み合わせは非常にたくさんあり、今回紹介している和音は基本の形をしています!

まずは、和音練習に登場する基本の響きの和音がどのように響くかを聴きながら練習しましょう!

その後、基礎練習に変化を加えて練習してみましょう!

  • 開始の和音を変更してみる
  • 明るい和音を暗い和音にしてみる
  • 音の順番を入れ替える
  • 演奏する和音の順番を入れ替えてみる

それぞれの変化で鍛えることの出来る能力が変わってきます!

どのような状況でも4本のマレットが同じ音色で演奏出来るように様々な状況で練習をしてみましょう!

まとめ

この記事では、4本マレットの基礎練習として和音練習について紹介しました!

日頃の練習に是非生かしてください!

基礎練習と並行しながら、様々な曲の練習をするのもオススメです!

以下のサイトで販売しているので、ご活用ください!

過去の記事もご活用ください!

PAGE TOP